JAM東海について
JAMは、機械金属産業を中心とする産業に働く35万人の仲間が結集する産業別労働組合です。JAMは職場における働き方をはじめ、企業活動をとりまく産業社会、私たちの生活をとりまく地域社会など、あらゆるステージにおいて社会的な不公平を認めず、公正な社会を追い求めます。このためJAMは、社会的信頼をバックボーンとした労働組合として、社会に対する影響力の発揮をめざし、企業内で「対等」を原則とした健全な労使関係を築き上げ、「人」を大切にしながら、「助け合い」をベースとする、民主的な労働運動を展開しています。
JAM東海はJAMに加盟する「岐阜県・愛知県・三重県」に集まる単位労働組合を束ねる地方組織です。JAM東海は、大会、地方委員会、執行委員会などの機関により運営され、単組役員を対象にした研修やより規模を広げた集会の主催、健全な労使関係を培う労使会議、青年・女性活動、地方連合会への参画など、まさに地域に密着した活動を担う組織です。
JAMの名称
Japanese Association of Metal(金属),Machinery(機械),and Manufacturing(モノづくり)workers の頭文字によるものです。
少数意見も大切にする「みんなが主役の産業別労働組合」
JAMの主役は単組・組合員
JAMには機械、電機、自動車、車両、精密機器、アルミサッシ、鋳鍛造、鉄鋼、住宅関連機器など、ものづくり産業を中心とする約2,075の単位労働組合 が加盟しています。JAM加盟単組の特徴は、日本のものづくりを支えているサプライヤー(部品供給者)が数多く含まれ、100人以下の組合が組織数の約6 割、4分の1が30人以下の組合で占められていることです。
1万人を超える単組も30人の単組もそれぞれが主役となり、地方JAM、業種別部会、大手労組会議の3本柱の活動体制に参画し、大会をはじめとする各機関を民主的に運営しています。JAMは、少数意見も大切にする、「みんなが主役の産業別労働組合」です。
中小労働者を代表して
連合(日本労働組合総連合会)を構成する産業別労働組合の中で、JAMは5番目の勢力を占めています。ともすれば超大手企業労組と官公労組の運動といわれている連合の運動中でJAMは、機械・金属産業の代表として、そして中小企業に働く仲間の視点に立った主張・行動を展開しています。
わが国勤労者の大多数を占める中小企業に働く者の視点に立った運動の確立は、きわめて重要なことです。連合の中小労働運動センターの活動はもとより、雇用・労働、福祉・社会保障、男女共同参画社会などをテーマに展開されている連合の政策・制度要求の活動に、JAMは積極的に参画。まさに、モノづくり産業における中小労組の結集軸としての役割を果たしています。
また、金属労協(JCM)通称JCメタルの活動にも、JAMは積極的に参加。世界各国のインダストリオール・グローバルユニオン加盟組織との交流や共同行動を通じて、金属産業に働く仲間との国際連帯をはかっています。