女性協議会

女性協議会拡大研修会を開催しました。

6月18日に拡大研修会を行いました。
新型コロナウィルス感染拡大対策のため会場とWebのハイブリッド形式で開催しました。
ご参加いただいた38単組73名の皆様および各構成単組の方々のご理解、ご協力に感謝いたします。

研修会のはじめに会場参加者、Web参加者どちらも4、5人のグループに分かれて自己紹介を行いました。
アイスブレイクとして24時間以内にあった新しいこと・うれしかったことを共有しました。

次にJAM東海政策政治担当の細谷副書記長による「よく分かる政治の勉強 スマイル研修会」を行いました。
労働組合がなぜ政治活動を行うのか?組織内議員が必要な理由。それを仲間に伝えられるようになることを目的に、
わかりやすい例を紹介してお伝えしました。
途中、2022年夏の参議院議員候補にJAM代表として擁立した「村田きょうこ」さんが会場に駆けつけてくださり、
参加者に温かく力強いメッセージを伝えてくださいました。
実際に村田きょうこさんにお会いした印象を参加者にお聞きしたところ「こちらまで元気になれました」という感想を頂きました。

次に「女性の健康と生活習慣」と題し愛知県保健医療局の中谷圭甫様より健康をテーマとした講演を行いました。
健康寿命(健康上の問題で日常生活が制限されることなく、生活できる期間)を伸ばすために、
できることから少しでも生活習慣を見直すことの大切さを学びました。
その後、愛知県健康づくりリーダーの松谷和江様より日常生活に取り入れることができるエクササイズを教えて頂きました。
松谷様のご指導のもと参加者全員で体を動かし、体だけでなく心もほぐれる楽しい時間をすごしました。

最後に、東海With丸山副議長より研修会の総括がありました。
丸山副議長が経験した、働く女性とのエピソードの紹介と、参加者への励ましのメッセージでした。
参加者が勇気づけられ、前向きな気持ちになる総括でした。

これからも東海Withでは、女性のネットワークづくりのための活動を企画します。
新型コロナウィルス感染症により活動が制限される場面もあるかと思いますが、
今後とも皆様のご理解・ご協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

JAM東海With幹事 ISOWA労働組合 堀部亜有子






きょんきょんと語る会を開催しました。

JAM東海Withは3月12日に村田きょうこ候補予定者と直接お話ができる機会をいただきました。
「きょんきょんと語る会」と題され開催されたこの会は、まん延防止等重点措置の期間中のためwebでの開催となってしまいました。
まずは村田きょうこ候補予定者の名前をお題にして作ったあいうえお作文を贈呈しました。事前にグループに分かれて作った あいうえお作文をグループごとに発表し、それに対してコメントをいただきました。あいうえお作文をとても喜んでいただけたことに安心すると同時に、作文に対してだけではなく私たちの些細な言葉に対しても一つひとつにレスポンスをくださる真摯な姿勢にとても感動しました。
残りの時間はディスカッションとし、私たちの質問に答えていただきました。
政治についてだけではなくプライベートのことまでバラエティ豊かな内容となりました。

1時間という短い時間ではありましたが、村田きょうこ候補予定者の様々な面を知ることができ内容の濃い1時間となりました。
全体を通して終始笑顔を絶やさない本当に素敵な方だなという印象が強く残りました。
大変貴重なお時間をありがとうございました。

東海With幹事 宇野重工労働組合 佐波 慶子






第14回定期総会を開催しました。

 JAM東海Withは、2021年11月6日(土)に第14回定期総会を開催しました。28単組54名(女性48人、男性6人)の方々にご参加頂きました。皆様のご参加並びに各構成単組の方々のご理解、ご協力に感謝申し上げます。

今年の総会も昨年と同様に新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、事務局のJAM東海事務所を拠点とし、各参加者が単組事務所や自宅からWEBを繋いでの開催となりました。

まず初めに、主催者を代表して東海With上野議長、JAM東海を代表して池田副執行委員長と齋田副執行委員長にご挨拶頂いた後、本総会に参加頂いていた中央With河野議長からご挨拶を頂きました。

総会では、2021年度の活動報告と2022年度の活動計画について説明を行いました。
2022年度の重点活動計画については
1.女性のネットワークづくり
2.単組における女性役員選出に向けた取り組み
3.法制度の知識習得と職場点検の取り組み
4.JAM政策・制度実現活動の取り組み
の4つを掲げ、参加者による議案の確認はWEBの採決により全議案満場一致で承認となりました。 新体制になっても東海Withの活動をより一層活性化させ、単組でも女性の活躍の場を広げていけるよう努めて参ります。

総会宣言では、『私たち東海Withは、女性独自の考え方や発想、悩みなど、単組を超えて情報発信・交換・共有できる「女性のネットワークづくり」の環境整備・拡大に向けた取り組みを継続する。また、総会で承認された重点活動計画はもとより、JAM東海新男女平等参画アクションプランに対しても積極的に行動する。そして、「男性も女性も、仕事と家庭を大切にしながら働き続けられる環境整備」「男女共生社会の実現」に向けて、“明るく、楽しく、元気よく”を合言葉に、世代や性別を超えて活動を続けていきます。』との宣言の後、参加者全員の拍手で総会を終えました。(別紙に全文掲載)

その後の講演では「誰もが働きやすく生きやすくなるためには」をテーマに中央With河野議長にご講演頂きました。世界の男女間格差や、河野議長が単組で取り組んだ「治療に専念できる制度の導入」の話を聞き、ものづくり産業で働く少数派の私たち女性の立場としての意見・発言が、会社や社会を変えていく大きなきっかけになると学びました。

今年の総会は各参加者が単組事務所や自宅からWEBを繋いでいただく、完全WEB開催ということで難しい点もありましたが、JAM東海の事務局をはじめ司会や幹事の皆様の柔軟な対応及び参加者の皆様のおかげで素晴らしい総会を開催することができました。直接会うことができないから開催しないのではなく、その中で私たちには何ができるのか試行錯誤しながら挑戦し続けてきたからこそ今回の総会の成功に繋がったと思います。本当にありがとうございました。

これからもJAM東海Withは“明るく、楽しく、元気よく”を合言葉に世代や性別を超えて活動して参ります。今後ともご理解・ご協力のほどよろしくお願い致します。

東海With幹事 ナブテスコ労働組合 富田 梨裟






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総会宣言


拡大研修会を実施しました。

JAM東海Withでは7月9日に拡大研修会を実施しました。
今年度は新型コロナウィルス感染症の影響により、Webで開催する運びとなりました。
ご参加いただいた33単組71名の皆様および各構成単組の方々のご理解、ご協力に感謝いたします。

まず初めに、旭メタルズ株式会社様、同労組様のご協力によりリモート工場見学を受け入れていただきました。
旭メタルズ様では鉄系鋳物部品の鋳造・加工・組立・販売を行っており、創業105年目を迎えるとても歴史のある会社です。その技術や経験では国内でトップクラスであり、大型品の連続生産や、業界大手顧客との信頼が強みです。トラックや建設機械部品の基幹部品を製造しており、私たち製造業にはなくてはならない製品を生産されています。
また、女性が会社全体の12%を占めており、平均年齢は男性より女性のほうが高いことをご紹介いただき、女性にとって働きやすく・長く社員でいられる職場であることがわかりました。

同旭テックメタル労組様は結成75年を超える歴史のある組織です。「男女均等待遇の実現」「ポジティブアクションの推進」など女性の活躍に力を入れています。男女均等待遇の実現では、男性優遇からの脱却や賃金格差の解消に取り組んでおり、ポジティブアクションの推進では女性組合員の参画を高めるための活動を行っております。
また、職場懇談会を定期的に開催しており、職場委員でない組合員と意見交換をし、組合員の意見を反映させるための活動を行っています。

次に工場見学では、事前に工場見学の模様を撮影していただき、その動画を拝見しました。リモートなので、臨場感は薄れてしまいますが、普段は近づけないような場所も見学することができ、リモートならではの工場見学ができました。また、動画を加工してくださったり、それに説明を入れてくださったり、とても見やすくわかりやすかったです。大変お忙しい中、動画の事前準備等、旭テックメタル労組様のご尽力に感謝いたします。
工場見学の中で、食堂に資格所得者の一覧を掲示してあり、会社の心得である「自分を磨いてプロになる」の実現に向けて、個々のモチベーションを上げる取り組みを行っていることがわかりました。

次に東海労働金庫豊川支店 営業担当 高柳様を講師にお招きし「ライフプランガイド」の研修を行いました。お金がたまる人は、まず貯蓄額を決めるという貯蓄先取り主義をとっています。また、ケータイ料金等の固定費の無駄をいかにそぎ落とすかを最優先にすると、貯蓄ができるということを学びました。セカンドライフを支える公的年金は抜本的な改革が先送りされ、保険料負担は増え、年金額は実質的に減額されます。さらに先行きも不透明です。そのため、今からの貯蓄が大切だということを改めて感じました。
最後に自己紹介&工場見学の感想・意見交換、モヤモヤサロン-あなたの「困った」は何ですか-というテーマでグループワークを行いました。モヤモヤサロンでは日常生活や職場での困っていることを話し合いました。職場で困っていることに関しては、他の会社の制度や実態を聞くことができ、「こんな制度が自分の会社にあったらいいのにな」など新たな発見がたくさんあり、自分の会社に持ち帰れそうな話題がたくさんありました。また、他の業種の方々とお話しすることができ、とても貴重な機会でした。改めてグループワークの大切さを実感しました。

東海With堀部幹事の総括をもって拡大研修会は終了となりました。

この研修を通して単労組の取り組みを知るいい機会となり、とても貴重な時間になりました。初のリモート開催で至らぬ点があったかと思いますが、ご参加いただいた皆様のご協力もあり、無事終了することができました。

これからも東海Withでは、女性のネットワークづくりのための企画と活動を実施してまいります。新型コロナウィルス感染症により活動が制限されるかと思いますが、今後とも皆様のご理解・ご協力をいただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

東海With幹事 KVK労働組合 小酒井彩花・安江美月







With(中央女性協議会)女性リーダーセミナー

 5月22日(土)、With(中央女性協議会)女性リーダーセミナーが、WEBにて開催されました。JAM東海Withからは、三役4名と事務局、担当三役の計6名で参加しました。

会の冒頭、第26回参議院議員選挙 村田きょうこ候補予定者よりあいさつがありました。
立候補を決意するまでの経緯や、「政治が動けば生活も変わるという体験を活かしたい」という思いをお話頂きました。リモートでの挨拶でしたが、背景をJAMのみなさんこんにちは!と設定してくれており、細かい気配りの出来る方という印象を受けました。

セミナーでは「With活動の強みを活かし弱みを克服する」というテーマを念頭に置き
地方Withごとに分かれて、活動の宣伝チラシの作成を行いました。
チラシを作るにあたり、なぜ活動がすそ野まで拡がりにくいのかを話し合いました。事前に幹事からアンケートを取っていたので、アンケート結果を元に議論しました。
一般の女性組合員まで情報が届いていない、活動を伝える機会が少ない、単組役員の理解が十分に得られていない、など様々な意見が出ました。
この話し合いの結果、まず単組役員の方の理解を深めることが必要だと思い、私たちのグループは「単組役員」に「With活動内容・目指しているものを知ってもらう」をコンセプトに、A4三つ折りでチラシを作成することにしました。
常に読み手の気持ちを考えながら、文字の大きさ、色使い、文言を考えることがとても難しくて苦労しました。それに加え、作成者が全員別々の所にいて直接話せないもどかしさも感じながら、与えられた時間ギリギリまでみんなで試行錯誤し完成まで辿り着きました。
グループ発表の時間では上野議長が代表して実際に三つ折りにしたチラシを見せながら
説明し、画面上で見るだけでは伝わりにくい部分を工夫して伝えてくれました。他のグループでは、方言を使用して親しみをこめるなど、地方の特色が出た素敵なチラシがたくさんありました。
最後のセミナーの感想や今後の決意を伝える1分間スピーチでは、神田副議長より他の地方のアピールの仕方や展開方法などを参考にブラッシュアップしていきたいと意気込みがありました。

今回作成したチラシを、このセミナーだけで終わりではなく各単組の役員のみなさんへ配布できるまで引き続き推進していきたいと考えています。また、それだけに留まらず、東海として幹事全員でその先の一般女性組合員向けを、きちんと予算のことも加味しながら作成できたらと思います。

発行された際は、みなさんぜひ読んでみてくださいね!

東海With副議長 武蔵精密労組 金子奈央





JAM東海女性協議会(With)第3回幹事会&研修会活動報告

 4月10日(土)JAM東海Withの第3回幹事会&研修会を開催しました。例年4月は持ち出し幹事会で、幹事の単組を訪問させていただいておりましたが、昨年はコロナ禍で中止しとなってしまったため、今年はWEB開催とし、18名が出席しました。
内容は現在JAMで取り組んでいる『暮らしの総点検活動』に基づき、4名の議員の皆さんをお招きして、グループに分かれて幹事自らの『暮らしの困りごと』を直接議員の方々にお伝えしました。全体発表では野村県議グループの幹事から『様々な意見をまとめて、組合を通じてみんなで行政に声を上げることが大切』と発言があり、行政への提言は同じ思いの仲間が集まる労働組合だからこそできる活動だと感じました。短い時間でしたが、会社以外の普段の生活に目を向けて、年代や生活環境が違う幹事と議員の皆さんを交えて情報交換ができとても勉強になりました。
幹事会で出た意見は、JAM東海を通じて各議員にお伝えいただきます。私たちが出した意見が、課題解決に結びつくことで、組合員の皆さんに組織内議員の必要性を実感してもらい、その活動の浸透に繋げていきたいです。

東海With議長 CKD労働組合 上野都砂子




JAM東海女性協議会(With)第13回定期総会

JAM東海Withは2020年11月7日(土)に第13回定期総会を開催しました。24単組47名(女性38名、男性8名、子供1名)の方々にご参加頂きました。皆様のご参加ならびに各構成単組の方々のご理解、ご協力に心より感謝申し上げます。

今年の総会は例年とは異なり、コロナウイルス感染予防として、愛知(名古屋金山ホテル)・岐阜(ワークプラザ岐阜)・三重(三重県教育文化会館)、および事務局のJAM東海事務所の四会場をWEBで繋いでの開催となりました。また各会場では、三密とならないようマスク着用・検温・アルコール消毒・換気といった対策を取りました。

冒頭、主催者を代表して東海With上野議長、JAM東海を代表して池田副執行委員長にご挨拶いただいた後、中央With河野議長からのビデオメッセージが披露されました。

総会では2020年度の活動報告・2021年度の活動方針についてご説明を行いました。2021年度重点活動計画では2020年度と同様に
(1)女性のネットワークづくり
(2)単組における女性役員選出に向けた取り組み
(3)法制度の知識習得と職場点検の取り組み
を掲げております。参加者による議案の確認は拍手にて行い、各会場の幹事から本部へ採決ボードをWEBカメラに提示して確認を行いました。
(1)について、2020年度はコロナウイルスの影響で、Withが例年行っている幹事会・持ち出し幹事会・工場見学&研修会の活動を自粛しました。自粛が続く中で、今後は安全を確保しながら、各会をどのように進めるべきか?と開催方法を検討しております。2021年度は、「できないからやらない」のではなく、「できることをやる」ために、このコロナ禍の中でもできる意見交換や情報発信活動を企画し、女性のネットワークづくりを進めていきます。
(2)については、2020年8月にはJAM東海20周年記念誌に向け、Withが主体となり女性組合員アンケートを行いました。その結果、944名の女性組合員の方々からご回答頂きました。この場を借りて、各構成単組、単組執行部を通じてWithを知って頂けたこと、Withの活動にご協力頂けたことを感謝申し上げます。ありがとうございました。

次に講演では、安永労働組合の神田敬子副議長より「風呂敷包み講座」として、風呂敷の基本的な結び方をご説明頂きました。基本の真結び、一つ結びについて、カメラ越しに実演・解説を受けた後、各会場の幹事がフォローしつつ、参加者の皆様に風呂敷シンプルバッグを作って頂きました。短い時間ではありましたが、「どうやるの?」「あ、できた!」と、隣の方々とお話しながら、とても楽しんで頂けた様子でした。また、講演で使用した風呂敷もお土産としてお持ち帰り頂きました。お家でもぜひ色々なアレンジで活用頂ければ嬉しいです。

今回、WEBでの総会が初開催ということで至らない点もあったかと思いますが、JAM東海の書記局にもご協力頂き、更にご参集頂きました皆様のおかげで無事、今年も総会を開催することができました。本当にありがとうございました。新しい組合活動の形のひとつとして、Withの活動として、できることが増えたと考えています。

「男性も女性も、仕事と家庭を大切にしながら働き続けられる環境整備」「男女共生社会の実現」に向けて、これからもJAM東海Withは“明るく 楽しく 元気よく”をモットーに、世代や性別を超えて活動を推進して参ります。今後とも皆様のご理解・ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

東海With幹事 CKD労働組合 徳永麻里








第12回定期総会

JAM東海Withは、11月9日(土)に愛知県サイプレスガーデンで第12回定期総会を開催しました。36単組79名(女性61名、男性16名、子供2名)と、例年よりも多くの皆様にご参加いただきました。皆様および各構成単組の方々のご理解、ご協力に心より感謝申し上げます。

総会では、2019年度の活動報告と2020年度の活動方針についてご説明させていただきました。2019年度活動報告では第11回定期総会、株式会社安永様.同単組様に受け入れていただいた工場見学&研修会について内容を振り返り紹介しました。

そして、2020年度重点活動計画については1.男女共同参画委員会と連携して女性組合員が行事への参加しやすい環境整備の取り組み2.女性参画拡大をしていくために単組における女性役員選出に向けた取り組み3.法律や制度の知識を習得し、職場で点検活動ができるような取り組み。以上の計画に基づき新体制になっても東海Withの結集力を高め、活動を活性化させていきます。

講演1では株式会社ケアファースト 東海人材開発センターから布川広紀様をお迎えして『傾聴力でコミュニケーションを円滑に~傾聴基礎講座~』のテーマで講演していただきました。傾聴がうまくなる3つのテクニックや自分で簡単にできるタッピング法を学ばせていただきました。3人1組になり講演で学んだことを実践してみました。1.バランス2.あいづち3.そのままを伝え返す の3つを実践してみると難しく、これからはこの3つのテクニックを意識していきたいと思います。

講演2ではJAM書記長の中井寛哉様をお迎えして『ハラスメント防止ガイドライン』のテーマで講演していただきました。今は、たくさんのハラスメントがあり、誰でも加害者・被害者になる可能性があります。何気ない一言にも、受け止め方には個人差があるため相手の気持ちが重要になり、自分は大丈夫だと思い込まないことが加害者にならないために大切なことだと感じしまた。もし、被害者になってしまった場合勇気を持って相談できる人に話して自分を守ることの大切さも学ばせていただきました。

これからも東海Withは女性が活躍できるための企画・活動を行ってまいります。皆様のご理解・ご協力をいただけますよう、よろしくお願いいたします。

東海With幹事 ホシザキ労働組合 石塚真来





工場見学&研修会

 JAM東海Withは2019年7月26日(金)から27日(土)にかけて工場見学&研修会を開催し、20単組37名の方にご参加頂きました。各構成単組の方々のご理解、ご協力に感謝いたします。

 1日目は三重県伊賀市にある株式会社安永様、同労組様のご協力により工場見学を受け入れて頂きました。
 同社は「安永にしかできないことグローバルニッチNo.1」をビジョンに掲げ、ニッチ市場を創造し、その中で育んだ独自技術によってトップ企業をめざしています。
 自動車のエンジン部品、それを作るための工作機械、検査測定装置、ワイヤソー、エアーポンプ、ディスポーザの製造・販売を行っていることをご紹介いただきました。

 工場は清掃が行き届いていました。
 毎週金曜日、社員による30分間のピカピカ活動で、工場美化と危険箇所の点検をされているそうです。検査作業は特に集中力を要するため、作業場を外部から見えないよう囲い、原則話しかけることを禁止することで検査精度を維持する工夫をしていました。
 そして全プロセスにおいて、安全を最優先するという方針のもと、夏期は作業者の熱中症対策に力を入れています。1時間に1回、半強制的に水分補給の時間を設け、ウォーターサーバーの横には塩タブレットを常備。また飲料メーカーと提携し、6月から10月の間イオン飲料のみを扱う自動販売機を設置されていました。会社が一部費用を負担するため、社員は70円で購入できます。社員の方々の健康・安全を最優先の考え方が浸透していることがわかります。

 同労組は結成70周年を迎えた歴史ある組織で、組合員576名中女性は25名、全体の4.5%です。
 一方で執行部は18名中女性が2名務めていて、うち1名は東海Withで活躍している神田敬子副議長です。
 このことは「男性では気付かない女性の貴重な意見を組合活動に取り入れたい」という執行委員長山口重佳様の想いが反映されています。
 今回の研修会には同労組の30代迄の女性組合員が全員参加してくださいました。
 女性の組合活動参画の促進に大変熱心に取り組まれていることが伝わってきました。

 夕食懇親会には、安永労組の山口委員長、永岡書記長にもお越しいただきました。
 牧野静香幹事、松田冴子幹事の企画でチーム対抗のクイズ大会が行われ、三重県にまつわる面白いクイズの数々に参加者は大いに盛り上がりました。

 2日目の研修会冒頭では、金子奈央幹事より「東海Withの取り組み紹介」を行い、その一環として「With幹事になりませんか」リーフレットを紹介しました。
 未来の仲間に向けて熱い想いを伝えるツールとして作成したものです。

 その後、愛知県豊川市議会議員でアンガーマネジメントの資格をお持ちの遠山剛様を講師にお招きし「学ぼう!アンガーマネジメント」研修を行いました。
 怒りの感情は生物の本能で無くすことは出来ない。だから怒りを感じたら自分でマネジメントして、後悔しない怒り方をすることが大切ということ。
 怒りのメカニズム、怒りを原因とする不適切な行動(自分や他者を不必要に傷つける行為)を防ぐ為に必要な事などグループワークを通じて学びました。

 2日間の研修を通して自単組、他単組の取り組み事例を共有するとともに、新しい知識を得ることができました。

 これからも東海Withでは、女性のネットワークづくりのための企画と活動を実施してまいります。
 今後も皆様のご理解・ご協力を頂けますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

東海With幹事 ISOWA労働組合 堀部亜有子


安永労組 山口委員長


質疑応答


グループワーク


遠山講師


総評


集合写真


第11回定期総会

 JAM東海女性協議会(With)では、11月3日(土)に愛知・金山のサイプレスガーデンホテルにて第11回目となる定期総会を開催し、28単組58名(女性50名・男性8名)にご参加頂きました。皆様のご参加並びに各構成組合員の皆様のご協力に心より感謝申し上げます。

 「皆さんこんにちは!」と元気な司会の挨拶で始まった今総会では、まず2018年度の活動報告として昨年の総会から持ち出し幹事会、男女共同参画委員会との合同会議、工場見学+研修会、定期大会などについて内容を振り返り紹介しました。地震、豪雨と自然災害の多い1年でしたが、女性ならではの被災時の対応についての研修があるなど、参加者にとって大いに役に立つ内容になっていたのではないでしょうか。
 次の2019年度の活動計画では、来年4月に施行される働き方改革関連法に注目しつつ、7月の参院選に向け田中ひさや氏の応援に引き続き力を入れていくことを確認しました。また重点課題として、
1.組合活動への女性参画拡大とJAM東海男女共同参画委員会と連携した「女性ネットワークへの参画促進」
2.組合執行部とのコミュニケーションの強化と単組における女性役員選出に向けた取り組み
3.法制度の知識習得と職場点検の取り組み
4.JAM政策・制度実現の取り組み
の4つを掲げました。続く総会宣言で「キャリアアップを望む女性にもっと活躍の機会を」と述べたように、昨年度より一部具体化し、今後組合での女性活躍の場を一層広げていけるよう活動して参ります。

 その後の講演1では、「家事が楽になる整理・整頓・収納術」と題してアスルーチェ・ライフ・サポート代表の“片付け収納マイスター認定講師”である櫛田桂子(くしだよしこ)様にご講演頂きました。そもそも何故片付かないのか? それはモノが多いから…というように、まずは片付かない理由を理解し、整理…「いるものだけにする」、整頓…「なかまをつくる」、収納…「おうちをつくる」というわかりやすいステップに置き換えて、具体的な片付け方を順番に学んでいきました。参加者への質問形式や書き込み型レジメを使った進行は頭に入りやすく、収納事例のスライド写真では意外な分類の仕方や収納術に参加者から「へぇ!」と感心の声が上がり、講師の櫛田様も「男性の多い会場よりも反応が大きくて嬉しい」という言葉を頂きました。家庭のみならず職場で役立つポイントも多くあり、すぐ実践しようというやる気の出る内容でした。

 講演2では、「これが私の生きる道〜Part3〜」と題して、JAM副会長でもあるJUKI労組の執行委員長・芳野友子(よしのともこ)様にご講演頂きました。組合活動を始めて30年以上になるという芳野様からは、これまでにも2回同じテーマでご講演頂いていましたが、最近のご自身の体験や女性政策への意見も交えて今回も大変熱くためになるお話を数多くお伺いすることが出来ました。最初は全くやる気のない社員だったところから、男性の考え中心で古い体質の残る職場に疑問を抱き、組合執行部への登用をきっかけに少しずつ実績を残して仲間を増やしていった過程は大変ドラマチックでした。「本当に悔しかった」という挫折体験からくる「もっと気付いて、共有して、動こう! 失敗もしよう!」というお言葉は大変強く心に残りました。今ある職場環境は先人が勝ち取ったものであり、これからも私たち自身の力で更に良くしていけることを多くの方に実感してもらえたのではないかと思います。

 総会後の懇親会では、立食パーティーの合間に○×クイズゲームを交えて参加者同士の親睦を深め、NHKの朝ドラで有名になった岐阜の五平餅をお土産に頂きました。締めは田中ひさや氏の必勝とWithの益々の発展を願う「がんばろー」三唱でしたが、女性の多い高いトーンで明るく晴れやかに総会を終えることが出来ました。

 今回の総会で何度か取り上げられたキーワードとして、「クリティカル・マス(決定的多数)」という単語がありました。大まかには“物事に一定の変化をもたらすためには全体の3割の意見が必要である”という意味ですが、定期大会の女性代議員数比率5.84%を見てもまだまだ遠い目標です。しかし、積極的な女性が増えて着実に数値としての割合が上がっていることに加え、今回の総会でも若い男性組合員の参加があるなど男性側の意識も急速に変化しており、決して不可能な値ではないように感じられました。担当三役と幹事達との仲の良さも際立った今総会に見るように、これからも男女共同参画の輪を広げ、お互いが働きやすく充実した職場・社会を実現出来るよう、JAM東海Withは“明るく 楽しく 元気よく”をモットーに活動を推進して参ります。今後とも皆様のご理解・ご協力をどうぞよろしくお願い致します。

橋本電機工業労組 With幹事 岩本玲奈


2019年度幹事.JPG


井澤議長


郡山担当三役


講演1「掃除・収納」


田中ひさや氏必勝に向けて


芳野友子様


Tel:052-871-4784